津島でら寺巡り

津島でら寺巡りと津島のお寺のレポートを発信していきます

津島でら寺巡りと福寄せ雛

コロナ禍に堪え、休止期間を挟んで再開してから1年。去る2月26日(日)に「津島でら寺巡り×福寄せ雛」が開催された。

 

福寄せ雛プロジェクトへの参加2回目となる今年はお寺ごとに様々な工夫を凝らした展示がされた。

 

宝寿院

寺子屋でしょうか?

厳しい女官先生の監視のもと、一生懸命写経に励んでいます。

 

九品山蓮台寺

経本をめくる音まで聞こえてきそうな大般若会。看板犬の蓮クンも一生懸命、詠んでたハズが…?!

 

帝護山照蓮坊

お雛様だって、じっと座ってばかりはいられない!手に汗にぎる接戦です!!

 

午玉山観音寺

ストップ、交通事故!

お雛様たちも見守ってます。

大珠山龍淵寺

ライジング!

お雛様たちによる吉祥ライブペイントです。

 

吉祥寺

当寺に新しく三面大黒天様がいらっしゃいました。

なむなむ…。

 

 

 

 

帝護山 照蓮坊 ご住職インタビュー ~どんなかたもお迎えできる寺に~

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※2020年3月のでら寺巡り中止により掲載を見合わせたインタビュー記事です。

再開に伴い、ご住職の許可のもと改めて掲載させていただくことになりました。

当時と状況は異なりますことご了承ください。



令和最初の冬、帝護山 照蓮坊(津島市宝町20)を訪ねた。

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全国の都道府県で寺院数ダントツの愛知県、その中でも「寺密度」(寺院数/面積)が最高の津島市だが、浄土真宗 本願寺派の寺院は、こちらの照蓮坊ただ一箇寺。
また、【津島でら寺巡り】所縁のお寺で、唯一の浄土真宗の寺院である。

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今回、照蓮坊をお訪ねしたのは、真宗ならではの話を聴きたいと思ったからだ。
法務で大変お忙しい中、ご住職がお話を聞かせてくださった。

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Q. 照蓮坊様の縁起を教えていただけますか?

ご住職 記録には残っていないんですが、大昔は「照養院(しょうよういん)」という天台宗の寺だったそうです。1400年代後半、浄土真宗の中興の祖と謂われる蓮如上人が全国を行脚したんですね。それで、浄土真宗は爆発的に広がったんです。蓮如様がこちらに来られた時、帰依をして浄土真宗の寺に変わったと伝えられています。その時の住職の名前が、照蓮さんだったそうです。照蓮さんは1473年に亡くなったと記録されていますから、照蓮坊としての開基もその辺りということになりますね。

Q. 蓮如様にも照蓮様にも、「蓮」の字がありますね。

ご住職 (照蓮様が)蓮如様から頂いたんじゃないかと思いますね。記録にも「名付けられた」と書かれていますので。

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Q. 阿弥陀様が御本尊ですよね?

ご住職 はい、阿弥陀様です。浄土真宗のお寺は、全部そうです。

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Q. 御本尊も、旧いものなんですか?

ご住職 本願寺の14代目の住職である寂如(じゃくにょ)上人からの裏書がありまして、1675年という年数が書かれています。

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Q. 以前「津島でら寺巡り」でも紹介させていただきましたが、こちらには親鸞聖人の「御絵伝(ごえでん)」の掛け軸もありましたよね?

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ご住職 「御絵伝」は本願寺にもありまして、大昔、親鸞聖人の曾孫の覚如(かくにょ)上人という本願寺の第3代宗主が書いたものです。「御絵伝」という絵と、「御伝抄(ごでんしょう)」という文章、この二つで親鸞聖人の生涯が、どのように浄土真宗の教えが説かれていくのかが書かれたものです。それを、お寺でも奉懸しているんです。本山で「報恩講」を行う1月に先立って、一般のお寺では11月か12月に「お取り越し」を行うんですけど、うちも毎年12月のお取り越しで御絵伝をお披露目しています。

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Q. でら寺巡りで各寺の御朱印を取り上げていますが、そもそも浄土真宗では御朱印は授与されないんですよね?

ご住職 御朱印とは元々、納経の印しとして寺が発行したものなんですね。お経を書いて納め、お寺が受け取り、その証に御朱印を出す、という流れです。納経には、先ず写経という修行が前提にあるんですね。浄土真宗は、修行によって成仏するという教えではないので、御朱印は無いんです。

Q. その教えというのは、親鸞聖人の教えなんですか?

ご住職 一切の修行を捨てて、唯ただ阿弥陀仏にお任せしなさいというのが、親鸞聖人の教えです。「自分が修行することによって仏になる」という考えは、阿弥陀様の救いから逆行する考え方になってしまうんですね。「任せろ」って言ってるのに「いや、自分でやる」というのは、失礼に当たると言えます。

Q. 修行するという概念が無いので、御朱印も無いと?

ご住職 ただ、一概には言い切れないんですよ。公式には「やらない」とは言うものの、実は戦前やっていたという記録が残っていたりもするんですよね。そんなことも踏まえて本山に尋ねてみたんですが、今は「やりません」という立場を取っています。今でもやっているお寺もあるそうで、そのお寺に聞いてみないと分かりませんが、参拝の印しにお書きしているということではないかと思います。

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Q. 照蓮坊様でも、参拝の記念にお庫裏様が絵を描いてらっしゃいましたよね?

ご住職 妊娠中なのでお休みさせていただいておりましたが、今年1月より再開いたしました。

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Q. あれは御朱印ではないんですよね?

ご住職 はい、「おえかき」と呼んでいます(笑)。始まりは本当にたまたまだったんですけど、でら寺巡りの時に本堂に設けた休憩所に子供さんが集まってきて、そのお相手に遊びで描いてたんですよ。すると周りの大人の方が、「可愛いですね」「私もよかったら描いてください」となりまして。そうしたら、次回のでら寺の時も「かいてくださると聞いたんですが」という方々がいらっしゃるようになって。戸惑いながらやっていたんですが、「これは飽くまで御朱印ではない」ということは、口を酸っぱくしてお伝えしていました(笑)。御朱印ではない以上、御朱印帳に描くのはよくないですし、紆余曲折を経てスケッチブックや色紙を持って来ていただいてお描きしていました。

Q. 「御朱印帳にお願いします!」と言われることも多かったのでは?

ご住職 基本はお断りしています。と言うのも、お寺様によっては「御朱印じゃないものを書いてある御朱印帳には書かない」ということもあると聞いたので。

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Q. お庫裏様は、絵を学ばれたんですか?

お庫裏様 いえいえ(笑)!やってないです、好きだっただけで。物を作ったり、絵を描いたり、そういうことは凄く好きだったんですよ。

Q. ごきょうだい揃って、絵を描かれますもんね。

お庫裏様 そうですね、母も描きますし。母は元々トールペイントで木に絵を描いたりしていたんですけど、それを教えたりもしています。妹は小さい時からずっと絵を描いていたような子で、今は作家として活動しています。

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Q. 色々なご縁もあって、面白いですね。

ご住職 本当に、ご縁なんですよね。私の頭の中には、第一に「開かれたお寺」というのがあるんです。お寺は、お葬式や法事の為だけにある訳ではなく、皆が集う場所として大昔から出来上がっていった場所ではないかと思うんですよね。今、沢山いらっしゃいますがお檀家様だけに留めるのではなく、広く一般の皆様に来ていただくことによって、「浄土真宗って、こんな感じなんだ」「お寺って、こういう所なんだ」「仏様って、こういう人なんだ」と、少しでもお伝えできれば良いと思っております。

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Q. お寺カフェやコンサートも、その一環ですね?

ご住職 そうです。津島って、今ちょっと寂しい町になっていると思います。その中で、津島にある資源を考えた時に、お寺は貴重な資源になると思ったんですね。観光資源でもあるし、色々なことに使えると思うんです。折角こうして人が集える屋根があって場所があるなら、コンサートをやっても良いし、落語をやっても良いし、もっともっと色々な使い方をしていかないと勿体ないと思って。その結果、町の活性化に繋がっていけば一番いいと思います。

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Q. 人も、資源ですもんね。

ご住職 そうですね。

Q. それは、阿弥陀様の教えとも合致しますか?

ご住職 うーん……そうですね(笑)。阿弥陀様って、「お前は頑張ってるから救う。お前は怠惰だから救わない」とか、そういうことはないんですね。「一切の者を救う」という、一切の分け隔てがない仏様なんです。どんな方でも「ようこそお参りになりました」とお迎えできる、そんなお寺になりたい、していきたいと思います。

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※次回の開催は2022年2月27日(日)「津島でら寺巡りと福よせ雛」でのお雛様の展示となる。

ご家族が増え、より賑やかとなったお寺様を、是非訪れていただきたいと思う。

津島でら寺巡り癒しの灯籠(2020.11.1)

コロナ禍により3月以降の開催中止が続いている「津島でら寺巡り」だが、去る11月1日(日)、久しぶりに行事が行われた。新型ウイルスの感染が収束しない状況を鑑み告知なしの開催であったが、参加寺院が灯籠の一斉点灯を行った。

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夕方4時。観音寺(津島市天王通6-43)では新型コロナウイルス収束、令和2年7月豪雨復興を祈念し、法会「散華」(さんげ)が行われた。

告知なしのため、少ないながらも伝え聞いた参列者が見守る中、粛々と行事が進行されていった。

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夕方5時。灯籠に明かりが灯る。

夕闇の訪れとともに灯籠の灯りが際立ってくる。

蓮台寺津島市弥生町6)】

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夕闇の中、善福寺(津島市筏場46)からは笙の音色が流れてきた。

名古屋を拠点に活動する「主韻会」による雅楽演奏が行われ、音色に誘われた近隣の人々が灯籠の灯りと荘厳な旋律に魅了されてか、長い間たたずんでいた。

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龍淵寺(津島市瑞穂町1-8)ではご住職が一心に御影にとりくんでおられた。

コロナ禍で直書き御朱印の受付を休止しているため、時間が出来たと苦笑する。

ひとつひとつ願いを込めて描かれた灯籠が並べられている。

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夜も更け静けさを増していく。

【吉祥寺(津島市中野町7)】

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【照蓮坊(津島市宝町20)】

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【宝寿院(津島市神明町2)】

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空には満月。

災禍の収束へ祈りを込めて…思いが天に届きますように。

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心置きなく集える日まで。

観音寺ご住職による絵解き(2020.1.5津島でら寺巡りにて)

令和2年1月5日(日)、睦月としては令和に入って初となる津島でら寺巡りに合わせて、牛玉山 観音寺(津島市天王通り6-43)で長谷川住職による「絵解き」が行われた。

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住職 僧侶になって大体36年経ちますが、この観音寺は先代から受け継ぎまして20年ちょっと経ちます。去年3月31日まで、私は名古屋市中区の大須観音に務めておりました。それこそ、あちらには僧侶になってからずっとおりましたので、36年間ここから通っておりました。体力の限界と、自分の寺がこれだけ皆さんに来ていただくようになり、皆さんとお話をするご縁を結びたいと思いまして、あちらは辞めさせていただきまして、これから一生懸命こちらの方を務めさせていただこうと思っております。

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今回御住職が解説されたのは、「涅槃図」である。

住職 真ん中の金色(こんじき)でいらっしゃるのが、お釈迦様です。お釈迦様とは、今からざっと2500年くらい前に仏教を広められた方です。お釈迦様は、とある国の王子様でした。そこで色々と悩んで修行を6年されて仏陀となられ、そこから35年間ずっと行脚して皆に説法をして、仏教を教えられた方です。

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住職 こちらの天上にみえますのが「摩耶夫人(まやぶにん)」と言いまして、お釈迦様のお母様です。このお母様は、お釈迦様が生まれられて7日で亡くなってしまいました。亡くなって、「忉利天(とうりてん)」という帝釈天のところまで行かれたんです。お釈迦様も、お母様を恋しいと思われて育ったのでしょう。

 

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住職 お釈迦様は「自分はどうして生まれたんだろう?」と悩まれます。住んでいたお城は広く、外に出なくとも様々な出会いがありました。そして、「四門出遊」によって出家されるんです。出家されてから6年間という修行をされました。私らは1年間の修行で僧侶になれるんですけど、それでも「こんなに1年が大変なのか」と思ったこともあります(笑)。そしてお釈迦様は35歳の時、悟られるんです。悟ってから、80歳まで人々に尽くされたんです。その時代ですから80歳まで生きるだけでも凄いと思いますが、相当な功徳を積んだんですね。当寺は真言宗ですから、弘法大師様のお寺です。お大師様も人々に対して一生懸命尽くされた方ですが、それでも62歳までしか生きられませんでした。

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住職 「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人」「天」六つの世界があり、一生を終えると他のどこかに行く。お釈迦様がお悟りになられたのは、そんなグルグル回っているところからぴゅんと出ることで、それを「涅槃(ねはん)」というんです。お釈迦様は、どうしたら涅槃に至ることが出来るかを、皆に45年間お説きしたんですね。

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住職 お釈迦様は沙羅双樹の木の下で亡くなられているんです。この涅槃図は修復をお願いしようとしている方に聞いたところ江戸時代の物だそうで所々剥がれているんですが、見ていただくと沙羅双樹の葉の色が違っています。右の4本は赤く枯れて、左の4本は生き生きと花が咲いています。お釈迦様の命は亡くなって枯れても、お釈迦様の教えは残るということで、これを「四枯四栄(しこしえい)」と言います。

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住職 こちらに一人寝そべっている僧侶は、良く見ると他の僧より美男子なんですよ。この人は「阿難(あなん)」さんと言いまして、施餓鬼(せがき)を始められた方です。多聞第一と称され、お釈迦様の言うことを全部聞いていたそうですが、この方は他の十大弟子と比べるとまだ悟ってなかったそうです。お釈迦様が亡くなられたことが物凄く悔しくて、気絶しちゃってるんですね。そんな気絶した阿難さんに鉢で水を掛けてるのが、こちらも十大弟子の一人で「阿那律(あなりつ)」さんと言います。

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住職 面白いことに、阿那律さんは摩耶夫人の近くにも描かれていて、二人います。お釈迦様が亡くなったことを阿那律さんから聞いた摩耶夫人は、雲に乗って駆けつけて嘆き悲しんでいるんですね。そして、阿難さんに水を掛けている方の阿那律さんは、「これからお釈迦様の教えを皆にお知らせせねばならん、しっかりせい」と言ってるんです。阿難さんはお釈迦様の教えを聞いて一生懸命努力していたんですけど、焔口(えんく)餓鬼に「あなたは一生懸命努力しているが、3日後には亡くなるんですよ」と忠告され、お釈迦様に相談するんです。阿難さんは修行して偉いお坊さんになろうとしてたんですけど、人に対しての慈悲や思い遣りが無いことをお釈迦様に説教され、改心したんですね。この人のお蔭で、女性も出家できるようになったそうです。

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住職 そんな女性の代表として、お釈迦様の足をさするお婆さんがいます。この方はお釈迦様に一度会って説法を聞きたいと願っていたんですが叶わなかった100歳のお婆さんだそうです。だから、お釈迦様よりも20歳も上なんですよ(笑)。足をさすりさすり、涙して、「施す物が無い」と嘆いているんですね。荼毘に付す時、弟子の「摩訶迦葉(まかかしょう)」はお釈迦様の足が濡れていることに気付いたそうです。お婆さんの涙だったんですね。

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住職 涅槃図には、人だけでなく動物がいるんです。象、獅子、虎。 f:id:tsushimaderaterameguri:20200212132849j:plain

 

住職 蟻んこまでおります。皆、悲しんで集ってきてるんです。亡くなってからは誰が来てくれたか分からんですけど、こうありたいですね。

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住職 お釈迦様に一番最後のお布施をした方は、「純陀(ちゅんだ)」と言います。悪気は無いんですけど、お釈迦様は純陀さんのお布施によって体を壊されたんですね。御飯を大盛りにして持っているこの人が、純陀さんです。お釈迦様の偉いところは、それも接待、供養だということで受けられたんですね。お釈迦様が頭を向けられているのが北ですから、西を向いて横になられています。心臓が上になるからこの向きで寝ているとも言われまして、お釈迦様に倣って亡くなられた方を北枕にするんですが、これから説法に行く方を向いているとも、北にはお父さん、お母さんの住んでいた城があるから足を向けて寝られないという話もあります。

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住職 我々は、我(が)が強すぎるんです。自分たち人間が、この世の中を支配していると思っている。だけど、生きる所も生きる物も沢山あるんです。我々は、そういう動物に本当に世話になってるんですね。ですから、ネズミでもゴキブリでも、駆除すると言いますけれども、その前に少し頭を下げて「ごめんなさい」と一言いう。そんな心遣いが大切だと思います。

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住職 こちらの美しい女性でもない、鳥でもない方は、「迦陵頻伽(かりょうびんが)」と言います。この方と阿難さんは涅槃図には絶対いるんで、他所で違う涅槃図を見られたら探してみてください。

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住職 錫杖に赤い袋が描かれています。袋には、私はお釈迦様が説法された時の三衣(さんえ)や鉄鉢が入ってると思うんですけど、薬が入っていると言われる方もいます。お釈迦様が亡くなられることを聞いたお母さんが持ってきた薬を投げたんですが、引っ掛かっちゃったという。だから、「投薬」という言い方をするんだとか。この引っ掛かった袋を取ろう木を登った鼠を、猫が獲ってしまい、薬が取れなかったそうです。それで、涅槃図には鼠は描かれてるんですが、猫は描いてないということなんですね。そんな風でうちの涅槃図には描かれていないんですが、猫が描かれた涅槃図もあります。ある時、お釈迦様のところに集る時を、猫が鼠に聞いたそうです。すると、鼠は1日遅い日時を猫に教えた。だから、未だに猫は鼠を追っ掛けるそうです。

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住職 今年は、子年ですね。観音寺ギャラリーに掛けてありますが、千手観音の絵が描いてありまして、字は私が書いています。十二支のねずみは「子」と書きますが、初めに「子」の字があって、ねずみを当てたと言われています。一番にねずみから始まって、ぐるっと回ってまたねずみに戻ってきます。だから、「一」と「了(おわり)」が重なって「子」なんですね。鼠はお釈迦様のところに行く時、猫に嘘を吐いて、しかも長い距離を移動するのに一番楽な牛に乗って、着く直前に頭を噛んで止めさせて、自分が一番乗りしたんです。また、犬と猿は「犬猿の仲」と言う様に仲が悪いですね。十二支だと、戌と申の間は酉です。鶏が、犬と猿の間に入って、仲裁したそうです。

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住職 一番上に描かれているのは、太陽じゃありません。白い月です。お釈迦様が亡くなられたのは2月15日で、満月なんですよ。旧暦の2月15日は、必ず仏滅になっています。満月ですから、お釈迦様の智慧が満ち足りている、一つの欠けも無い、教えとして嘘も偽りも無いということなんですね。旧暦の2月ですから、外では草花が花を咲かせ、木が芽吹くような陽春の季節です。でも、陽春で浮かれていたとしても、生きているものは必ず死を迎える。そんなことを自分の身を挺して示されたんですね。諸行は無常であると確りと覚えていただいて、だからこそ今現在を感謝して生きていただければ、そんな風に思っております。本日は、ようこそお参りでございました。

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長谷川住職は、「いつか弘法大師様の絵解きをやりたいと思っています」と仰っていた。
既に良い絵がないか探されてるそうなので、ひょっとすると……。

 

次回3月1日(日)開催の「津島でら寺巡り」、否が応でも期待が膨らむ――。

津島でら寺巡り(2020.1.5)

 令和2年最初の津島でら寺巡りが、1月5日(日)に開催された。
巷間では正月休み最終日となる日曜は、最高気温が10℃に届かない厳しい寒さとなったものの、睦月特有の澄み切った空気が心地好い晴天に恵まれた。

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11月と同様、今回も「津島まち歩きツアー」のコースとなったでら寺巡り。
9時30分、津島駅に集まったツアー参加者は2グループに分かれ、観音寺、蓮台寺、照蓮坊の三箇寺を巡った。

題して、「令和初新年 初祈祷と精進料理」 

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牛玉山 観音寺(津島市天王通り6-43)

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御住職の手ほどきで塗香(ずこう)を終えた一行は、「うでわ念珠づくり」を体験した。

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自ら手作りした念珠は、一つ一つ護摩焚きでご祈祷していただけるのだ。

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ギャラリーでは、御朱印仏画で名高い副住職の筆による大迫力の墨絵を見学した。

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九品山 蓮台寺(津島市弥生町6)

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本堂では、御住職がお忙しい法務の合間を縫って、御朱印を授与していた。

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同じく本堂で開催されていた「飾り巻きずしワークショップ」も、大盛況。

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帝護山 照蓮坊(津島市宝町20)

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御住職を囲んで、精進料理を堪能したツアー一行。

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本堂奥の座敷は、出張お寺カフェに。
「山の薬膳ごはん よもぎ」(滋賀県米原市甲津原452)さんによる精進カレーは、今回も大人気であった。

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本堂では、展示販売が行われた実用的かつ“ゆるかわ”なクラフト作品に、多くの参拝者が足を止めていた。

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今回はツアーコースをはなれた三箇寺も、令和最初の新年に相応しい款待(もてなし)で参拝者を迎えた。

 

青龍山 吉祥寺(津島市中野町7)

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吉祥寺のお庭は、いつお参りしても四季折々の花が咲いている。

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お庫裏さまの御差配なのだろう。

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ナンテンが、「よう、いりゃあした!」と言ったような気がした。

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大珠山 龍渕寺(津島市瑞穂町1-8)

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今回も、御本尊の塗り絵体験が開催されていた。

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御住職の手元に注目。
ファン待望、龍渕寺オリジナル御朱印帳が完成したのだ。

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こちらは、墨絵師「御歌頭(おかず)」氏の筆による双子地蔵。
御歌頭さんの作品は他に、如意輪観音仏と平野長康公の色紙を額装しているそうで、近日公開だとか。

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牛頭山 宝寿院(津島市神明町2)

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御本尊である薬師如来像は秘仏のため、御開帳は1月1日から8日まで。
一年のうち、僅か8日間だけ拝むことができるのだ。

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元日より続いていた新春厄除け護摩祈祷がこの日も行われ、多くの参拝者を集めていた。

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こちらも、副住職の手元にご注目。
宝寿院オリジナル御朱印帳は、新年から新しいデザインが仲間入りした。

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そして6か寺を巡りスタンプを全て集めた方限定で授与させていただいている寄せ書き御朱印は、令和初新年を記念して特別の授与も行われた。

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「津島でら寺巡り」、次回の開催は3月1日(日)を予定している。
弥生 三月、朔日(ついたち)参り……令和二年も、津島でら寺巡りに乞う御期待――。

 

如意輪様と双子地蔵/龍渕寺御住職インタビュー

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令和元年11月某日、大珠山 龍渕寺(津島市瑞穂町1−8)を訪ねた。

ちょうど1年前の平成30年11月に新しく普請された朝日町車の山車蔵と隣あう龍渕寺は、本町筋や天王通りとちょっと距離があるため、津島でら寺巡りでも最初に参拝する方が多い。

 

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「私は元々愛西市にある小寺の住職で、8年前からこちらも預からせていただいています。当寺は常楽寺(津島市天王通り5丁目10)の二世の方が開かれまして、500年ほどの歴史があるんですが、私も前のことは存じ上げないことも多いもので。『賤ヶ岳の七本槍』の一人である平野長泰(ひらの ながやす)公の菩提寺で、今日も長泰公に所縁のある奈良県の方がお参りに来てくださいました」

 

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服部光志住職は、大きな体躯に似合わず、柔和な笑顔を浮かべる優しい和尚様だ。
そんな優しい御住職の描く穏やかで愛くるしい御影仏(おみえぶつ)は大人気で、Twitterなどで指定される御朱印を直書きする日には、大勢の愛好家が列を作る。

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Q. 御住職は、以前から絵を描かれていたんですか?

服部住職 曹洞宗では「血脈」(けちみゃく)というものを棺の中に入れさせていただいて、亡くなった故人に御釈迦様の弟子として旅立っていただくという教えがあります。私は絵が好きで昔から描いておったんですが、御檀家様に不幸がありますと、如意輪(観世音菩薩)様の絵を血脈と一緒に棺に入れさせていただいておりました。津島霊場会が発足した2017年に御朱印の話が出まして、御本尊ですし如意輪様を御朱印として描かせていただくことにしたんです。

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服部住職 如意輪様は、三十三観音様の一つです。「一面六臂」と言いまして、顔はお一つなんですけど腕が六本あるんですね。右から、第1手は頬に当てて思惟(しゆい)の相で微笑まれています。第2手は、宝珠を胸に抱えています。第3手は、念珠を持って下に垂らされています。左の方はと言いますと、第1手は光輪を掲げています。第2手は、蓮の花お持ちです。第3手は、どっかりと地に着けています。

Q. 御本尊を拝観しても、どちらかというと女性のようですね。

服部住職 そうですね。観音様に性別はないんですけど、慈悲の仏様ですので、女性らしい御姿で描かさせていただいております。

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Q. 御住職の描かれる御朱印には、如意輪観音様だけでなく、御地蔵様もありますよね?

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服部住職 御地蔵様は、お祀りしているお寺様も多いですからね。お寺だけでなく道路にも、亡くなられた方の菩提を弔うために、色々な所に建立されています。仏教における六道(天道、人間、餓鬼、畜生、修羅、地獄)を巡る助けが、六道地蔵なんです。閻魔大王は、御地蔵様の化身(かしん)とも言われます。うちの寺は六体ありませんが、三体の御地蔵様がいらっしゃいます。御朱印に描かせていただくのは二体なんですが、これは私と副住職なんです。双子なもんですから(笑)。

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服部住職 この御地蔵様がご縁で、千葉県南房総市にあります小松寺さんという真言宗の御寺と、今年の7月コラボ御朱印をやらせていただきました。向こう様は天女様を、こちらは如意輪様を描いて、その脇に双子地蔵様を一体ずつ描くことになりました。

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服部住職 群馬県高崎市にある於菊稲荷神社さんが本殿の社殿を建て直された時に、畳半帖くらいの天井絵を描いてもらえないかと依頼していただいたことがありました。当寺の本堂には、その時のご縁で全国の御寺や神社さんから頂いた色紙を飾らせていただいています。

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服部住職 私の絵は、来ていただいた方に楽しんでいただければと思って、好きが高じて色々な絵を描かせていただいています。新しいものがどんどん増えていくんですが、こちらの御影仏は一番古いですかね。三体同じような如意輪様ですけど、御顔は全部違います。目が中々難しいんですよ。

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服部住職 古いと言えば、こちらの般若心経の絵も古いです。御顔は一枚一枚違う表情で描かせていただいたつもりです。うちは摩尼車や滑車で回す念珠もありませんし、山門もありませんが、本堂をくぐっていただくと般若心経の御利益に預かっていただけるように、入り口に貼ってあるんです。

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服部住職 前はこんな御地蔵様も描きました。やはり双子ですが(笑)。御朱印で墨の濃淡を出すのは難しいと思ったので、今のような双子地蔵になりました。

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服部住職 一月の「津島でら寺巡り」の御朱印は、まだ思案中です。お正月ですから、おめでたい感じの縁起ものを……ちょっと可愛い系の御朱印を考えております。

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令和二年の一月は、令和初の新年となる。

「津島でら寺巡り」は令和二年一月五日の開催なので、令和の初詣は是非とも津島市で締めくくりを。

もちろん龍渕寺様も参加される、恒例「寄せ書き御朱印」にもご期待あれ。

津島でら寺巡り(2019.11.3)

令和元年十一月の津島でら寺巡りは、11月3日(日 祝)に開催された。
ちょうど文化の日と重なる日曜日で、三連休の中日に相応しい秋晴れの爽やかな一日となった。

九品山 蓮台寺(津島市弥生町6)

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ワンコイン写経体験は、今回も好評。
本堂奥の座敷では、写経を終えた参拝者の方々がお茶を飲みつつ談笑しておられた。

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青龍山 吉祥寺(津島市中野町7)

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この日は「津島まち歩きツアー」も開催されていて、ツアーの一行は津島おもてなしコンシェルジュの案内で、吉祥寺、龍渕寺、観音寺の三箇寺を歩いた。

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ツアー一行は本堂で般若心経を唱えた後、明日葉DOJYOで「写仏ぬり絵」を体験した。

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大珠山 龍渕寺(津島市瑞穂町1−8)

御住職の筆による御影仏(おみえぶつ)御朱印が評判の龍渕寺。

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「思い付きで、告知なしでやってみました」と御住職は笑ったが、御本尊の如意輪観世音仏の御影仏の色塗りが出来る「塗り絵体験」も好評だった。

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牛玉山 観音寺(津島市天王通り6−43)

「うでわ念珠づくり」は、今回も大盛況。

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完成した念珠は、本堂で御住職による祈祷が施された。

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牛頭山 宝寿院(津島市神明町2)

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光明殿では、様々なワークショップが開催され、多くの人出を集めていた。

「オリジナル御朱印帳作り体験」

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「アロマハンドタッチケア

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「ハスワーク」ワークショップ

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境内庭では、呈茶が行われた。

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帝護山 照蓮坊(津島市宝町20)

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本堂奥の座敷では、「クラフトバンドで作る小物入れ」のワークショップが開催された。

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また、今回も6箇寺を巡って参拝記念スタンプを集めた方に限定で、6箇寺の寄せ書き御朱印が授与された。

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秋の日、あちこちで様々な出会いがあり、そこここで沢山の笑顔が溢れた、令和元年11月の津島でら寺巡りだった。

次回は、来年1月5日(日)開催を予定している。
令和二年は、どんな出会いが待っているのか……津島でら寺巡りに、乞う御期待——。